洋菓子店の紙袋の配慮が嬉しかったこと

ある洋菓子店で、たった3000円分のお菓子しか購入していない私に、30枚もの紙袋を用意してくださった店員さんの配慮には、本当に嬉しくなってしまいました。これは以前、会社を退職するにあたって、その会社にお礼の挨拶に行くために、お茶菓子を購入したときのことでした。私はそのとき、アパレルメーカーの会社に勤めていて、そこから支店へと配属をされ、ショップスタッフとして働いていました。しかし、お付き合いしていた彼からプロポーズの言葉をいただき、寿退社をすることになったのです。仕事が大好きだった私に対して、彼は続けてもいいよと言ってくれたのですが、せっかく持つ家庭をおろそかにしたくないと思った私は、潔く会社を辞めることに決めたのでした。それにあたって、退職届を提出して正式に会社を辞めた私は、それとは別に、お気持ちを伝える意味として、お茶菓子を持って挨拶に行くことにしたのでした。この会社の人間関係は最高で、そういったお茶する仲でもあったからです。

そこで私は、お気に入りの洋菓子店でお菓子を買うことにしました。しかし、あまり気を使わせてもいけないと思い、1つ100円のバームクーヘンを30個購入したのです。個包装になっていて、これなら会社で食べるのはもちろん、持ち帰るにしても便利だと思ったからでした。そこで私は店員さんに、会社に持っていくものだからと言って、ラッピングをお願いしたのです。そうして購入した私は、帰宅してそのラッピングを見たとき、とても驚いてしまいました。なぜなら、バームクーヘン1つ1つを紙袋に入れてくださっていたからでした。確かに、30個まとめて箱に入れておいても、手を伸ばすことにためらいを感じるかもしれません。しかし、1つ1つが紙袋に入っていて、どれが誰のものであるかはっきりしていれば、そんな心配もないのでした。この洋菓子店の店員さんは、会社に持っていくという私の状況を把握して、紙袋に入れるという配慮を行ってくださったのです。これには私も、とても嬉しい気持ちになりました。

そうして会社へと挨拶に行ったところ、この紙袋の包装に、「気がきくね」というお言葉もいただくことができたのです。私は、この洋菓子店の店員さんに、とても親切な対応をしていただき、本当によかったなと思い、感謝の気持ちでいっぱいになりました。物を贈るにあたって、紙袋とはちゃんとした形になるもので、もらう側も渡す側も、気持ちの良いものでした。

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